Nikonのカメラ・レンズを愛用中の皆さま、どうもこんにちは。僕です。
「そろそろキットレンズを卒業したい!」とお考えになったことはありませんか?
「もう少し写真のクオリティを上げたい」という思いもわかります!
そんなあなたに!僕がお勧めするDXフォーマットの頼れる相棒をご紹介します!
AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRです。
キットレンズより大口径で重みも増します。ですが魅力も多い!
そんなAF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRについてご紹介します!
目次
頼れる標準ズームレンズ!基本は着けっ放し!
もともとは上位機種D500のキットレンズ
僕がオススメするこのレンズ。
NikonのDXフォーマット機のフラッグシップD500のキットレンズでもあります!
参考 D500 16-80 VR レンズキット製品詳細 ニコン公式オンラインショッピングサイト
上位機種の標準レンズになるクオリティと安定感を持っているレンズだとまずはご認識下さい。
広角16mmスタートの魅力!
このレンズの焦点距離に特筆すべきは広角サイド。
通常は18-55mmあたりがキットレンズの標準ですが、このレンズは広角に2mm広いのです!
広角側の2mmって、めっちゃでかいんです!
特に室内や混雑の中では「もう一歩下がりたい・・・」と思っても困難なケースがあります。
このレンズではその場にとどまりながら、その「もう一歩」を捉えられるのです。
こればっかりは体験してもらわないと実感しにくいのですが…。
望遠側の55mmが57mmになっても大した差は感じられないと思います。
この「もう一歩」を感じやすいのが広角側に広い魅力です。
ダブルズームキットの弱点を補う望遠は80mm!
望遠側は80mm。
この焦点距離はダブルズームキットの弱点を埋めてくれます!
【デジタル一眼】D5600ダブルズームキットは初心者にオススメのカメラ!
ダブルズームキットのレンズをおさらいしてみましょう。
- AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
- AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
お分かり頂けますでしょうか。
焦点距離55-70mmの間にボッカリ穴が空いているのです!
今回オススメするレンズの焦点距離は16-80mm。
ダブルズームキットの弱点を埋めて、なおかつ広角側に+2mmをカバー。
描画力も良く、逆光等のネガティブ環境にも強い圧倒的な上位互換なのです!
丁度良い5倍ズームの使い勝手と素晴らしい描画力!
さて、使い勝手に話を戻しましょう。
ダブルズームキットを購入された動機を思い出して下さい。
「普段は標準レンズで十分だけど必要な場合に望遠レンズも…」
という方が大半だと思います。僕もそうです。
そうであるならば、より対応力の大きい当レンズをつけっぱなしにできる魅力をお分かり頂けると思います。
D5600 ダブルズームキットの潜在力を最大限に引き出せる組み合わせだと僕は考えています。
明るいレンズでナノクリスタルコートも搭載!
このレンズはF値にも注目して頂きたいです。
- AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
- AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
- AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
キットレンズは標準ズームでF3.5-5.6です。
このレンズはF2.8-4.0です。
開放F値が小さいということは、暗いところでもより明るく映すことが可能ということです。
おまけに相対的に大口径のレンズであり、ナノクリスタルコートも搭載しています。
このあたりの僕が学んだ基礎知識は別記事に任せます。
とにかく「対応シーンが多く」「描画力も良く」「ネガティブ環境にも強い」という、
まさに僕のようなビギナーを下支えしてくれる数段格上の標準ズームレンズなのです。
だけど、実勢価格9万円…
ここまで良いことばかりをご紹介しました。
ある意味当たり前なのです。だって、お値段も相当です。
- D5600 ダブルズームキット 8万円程度
- AF-S DX 16-80mm f/2.8-4E ED VR 8万5千円程度
そうです、ダブルズームキットと同じくらいの値段のレンズです。
ここのハードルを乗り越える必要はありますが、悪い選択肢ではありません。
高いレベルでまとまっている標準ズームレンズだと考えれば、他のレンズへの浮気が減ります。
僕はこのレンズを手にしたおかげで、欲しいレンズは単焦点や超広角など指向性の強いものに限定されました。
サイズ、装着感など体験レビュー
一緒に購入したもの、付属品
さて、購入したレンズの付属品や同時に購入したものをご紹介します。
レンズ本体と、液晶保護フィルターです。
フィルターは標準レンズ用よりも少し良さそうなものをチョイス。
良いレンズなので透過性の良いもの、より汚れにくそうなものを選んでみました。
どことなく、ケースも高級感がありました(笑)
レンズと付属のフード。
このフードがなかなかにでかい…
この存在感はマイナスポイントです。その分、撮影に関しては効果高そうですが。
キットレンズとの大きさ比較
レンズ自体の大きさをお伝えします。
右がキットレンズ18-55、左が16-80です。
1.5倍くらいの大きさがあります。
重さもカタログスペックでは480g。キットレンズの415に比べ20%重いです。
装着してみました。少しレンズ側が重く前のめりになります。
使用時はレンズを支えているので気になりません。
首からぶら下げているとき、傾きやすいから常に手を添えているイメージです。
まぁ最初は大きくて違和感を持つかもしれませんが、バランスは悪くありません。
何より出来上がりの写真がもう素晴らしくなるのでニヤニヤしますよ。
D5100ダブルズームキットとの大きさ比較
先代であるD5100ダブルズームキットと大きさを比べてみました。
ボディは小さく・軽くなっているので、レンズが大きくなっても全体的にコンパクトです。
比較写真はありませんが、最大ズーム時は当然16-80の方が長くなります。
ネックはやはりフードのゴツさ…
大きさ、重さ、出来上がり。
D5600とレンズの組み合わせに不満はほとんどありません。
しかし、やはり最大のネックはフード!ゴツすぎ!(笑)
装着してみると、TVカメラ感が演出できます(笑)
装着して最大ズームしてみたら、圧倒的な存在感。
そして16-80もズームしてみるとプラスチックの安っぽさが隠し切れません・・・が!
DXフォーマットの高水準の標準レンズで10万円切りと考えれば無問題!ではないでしょうか。
使わないときは逆付けして持ち運び…と思いましたが。
これはゴツすぎて逆に邪魔でした。
D5100の小さめフードなら逆付けのまま使用もできました。
コイツでは不可能です。
ズームリングを回せません(笑)
手間を惜しむ僕としては大きなマイナスで、使いたいときにつけ忘れることもしばしば。
この対策は何か考える必要があります。
作例
SNECEモードの食事で撮影してみました。
薄暗い店内でしたが綺麗に撮影できました。
ほぼ最大ズームで撮影してみました。ピントなどは甘い…
広角側で撮影してみました。少し樽型に歪みがあります。
明るく撮れるのは良いですね。僕は大満足です。
室内から夜景を。AUTOモードで撮影しました。
フードを付けずに直で逆光で撮影。
さすがナノクリスタルコート。さすがにフレアなどはありますが、何とか見れる写真です。
まとめ
- フルサイズへ移行する気がない方の標準ズームレンズとしておすすめ!
- ダブルズームキットの空白距離を埋めてくれる
- F値も小さく、明るい写真が撮れる
- ナノクリスタルコートの恩恵で逆光にも強い
- 幅広いシーンで活躍してくれる一段上の標準ズームレンズ!
- 便利ズームにはズーム力は劣るが、描画力に優位性あり!
- 10万円近い値段しますが、僕に後悔はありません!
正直、僕は勇気を出して購入してよかったと思っています。
フルサイズに移行しないNikon勢には最強レンズの1つではないでしょうか。
僕のお供はD5600+16-80+70-300。これからお世話になります。
なおD5600のみならず、D5500などにつけても問題ありませんよ。
この記事が一人でも多くのカメラビギナーに届くことを願っています。
最後までお読み下さり、どうもありがとうございました。