給料(ボーナス)と出世に要注意!新入社員が気をつけたい「同期」との付き合い方。

同期との付き合い方につきお考えの皆さま、どうもこんにちは。僕です。

会社の人間関係に何らかのお悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃいます。

上司、先輩、後輩、取引先。色んな関係の上で業務が成り立っています。

この中でも基本的には同期との繋がりは大切にすべきものです。

 

日本文化の良いところは「和を尊ぶ」ところです。

地元が同じ、誕生日が同じ、入社タイミングが同じ。いろんな共通点を持つ繋がりは強い味方になってくれます。

 

ですが、やはり仕事をする上では「大人」として振る舞うことが求められます

ここでは同期との良い付き合い方ついてプラス点やマイナス点をご紹介します。

人付き合いにメリットとかデメリットとか書くのは誤解も招きそうですが、打算で生きることをお勧めするものではありません。

言うなれば「仕事上での注意点」の一環として捉えて頂ければ幸いです。

同期付き合いのプラス点

仕事をしていると、誰かに頼りたいことが頻繁に起こります。

わからないこと、困ったこと、助けを借りたい時に比較的気軽にアクセスできるのが同期の最大のメリットです。

同期入社の仲間はそれぞれの適性に応じた部門で活躍していると思います。

「餅は餅屋」とも言いますよね。何かあったときはその道のプロに訪ねるのが一番です。

 

たとえ同期が「配属されたて」であっても、同期を通してその部門の先輩を活用することができます。

僕も「本当にこの部門に聞けばいいのかもわからない」という曖昧な状況でも気軽に相談できることが本当にありがたいと感じています。

 

その他、同期社員のメリットは多くありますが、これは皆さんが簡単に自覚できることなので割愛します。

本当に大切なことはマイナス点に留意することです。

同期付き合いのマイナス点

「頼るべきは同期」。これは真実だと僕も考えています。

とはいえ、同期といえども友達ではありません

例えて言うならクラスメートのようなもの。

仲の良い人もいれば利害のない人もいて、敵のような人もいる。

それぞれに良い距離感を保ちたいものです。

同期と仲が良くてマイナス評価になるケース

入社後研修を経て、同期はそれぞれの部署へ配属されます。

仕事のペースや細かな実務は配属毎に異なります。

また入社間もないタイミングでは気軽に質問できる先輩も少ないため、頼るべきは同期ということになります。

自分が経験したこと、していないことを同期同士で教え合うこと。これは日本の企業文化における素晴らしい点です。

しかしここで油断してしまうと、自分の評価を下げることに繋がる危険性があります。

 

例えば電話、廊下ですれ違うとき、トイレ。

ここで同期だからとプライベートな話ばかりしたり、タメ口で話しすぎることは完全にNGです。

日本の企業文化では「公私混同」をタブーとされています。

「アイツは分別のつかない奴だ」と上司や先輩に思われないよう、業務時間中は基本的には同期にも丁寧語で接しましょう。

最初は恥ずかしい気がすると思いますが、自分の将来に影響します。

あくまでも「自分の評価者(上司や先輩)」にどう見られるかを常に考えて行動しましょう

 

特にやってしまいがちなのが、飲み屋や電車の中。

誰が聞いているかわかりませんよ。

嫉妬は怖い。給与と立場は必ずしも対等ではない。

新卒一括採用が基本の日本企業では、最初は給料も横並びが一般的です。

しかし、3年目くらいから配属されている部門(支店)の業績と、自分のパフォーマンスにより徐々に差が出てきます。

特に銀行など金融機関では本部と支店、法人主体店と個人主体店では給与(または賞与)水準が違うことが往々にして存在します。

いつまでも同期で一緒だと勘違いしてボーナス額などを正直に話し合っていると、「アイツより汗流して頑張ってるオレがなんで給料少ないんだ!」という無用な嫉妬を生むことに繋がります。

 

想像より多く貰えた場合でも、うっかり油断して「これだけもらった!」と得意げに語ることはやめましょう。

予想より少なくても、「これだけしかもらえなかった!」と卑下して語ることもやめましょう。

また、そういう会話には関わらないようにしましょう。

君子危うきに近寄らず、です。

いつかは同期と「上司と部下の関係」になることも見据えよう。

入社して時を経れば、同期で上司と部下の関係になることも少なくありません。

そのときにギクシャクするような関係ではお互いに損ですよね。

常にこれを意識しておけば、必要以上に仲良くなりすぎず、必要以上に関係を悪くすることもないでしょう。

お互いに頼りにする関係であれば、例えどちらが上司になってもすれ違うことはありません。

誤差にも等しい給与やボーナスの差で関係が悪化するようなことがないよう、無用な会話は避けたいですよね。

自分を同期と比べてはいけない。

最後に、マイナス点というよりは自分の気持ちの問題です。

あなたと同期社員とは配属も異なれば期待される役割も違うはずです。

それぞれに得手不得手があるため、活躍できるフィールドは異なるはずです。

営業が得意、事務作業が得意、普通の人ができない分野に異常に詳しいなど。

これは同期に限ったことではありません。

 

「アイツと比べて僕は…。」

「あの先輩に比べて私は…」

「後輩にすらできるのに僕にはできない…」

 

こういったことは考えるだけ損ですよ。

他人と比べたところであなたの能力は変わりません

能力的にできないことは諦めて誰かに任せる。こういう割り切りも大切です。

 

自分自身との良い距離感の保ち方もこれからの社会人には必要なんだと思います。

落ち着いて。自分の良さを出していきましょう。

まとめ

  • 同期は頼りになる同志。基本的には良い関係作りを!
  • しかし全員が「友達」ではない。「嫉妬」と「地雷」には注意。
  • 同期に限らず、他人と比較することはもうやめよう。

いかがでしたでしょうか。少しでもご参考になれば嬉しく思います。

特に「同期と仲良くする」ことは大切なのですが、一歩間違えれば「周りからの評価にも影響する」ことは忘れないでください。

 

今回も最後までお読み下さり、どうもありがとうございました。

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